ヴォクシー値引きに必要な交渉術を伝授

ヴォクシー値引き情報

ヴォクシー値引きはその時ごとに値引き相場が変化します。まずは今の値引き状況をチェックしてみましょう。

 

ヴォクシー車体値引き限界額 ヴォクシーオプション値引き率
25万円(ZS煌2は15万円) 10%~15%

ディーラー下取りは数十万円の大損!

先に一括査定をして愛車の買取相場を調査!

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目次

 

合計限界値引き額→30万円(ZS煌2は20万円)

 

ヴォクシー値引き交渉の実際の見積書

 

 

 

※画像タップで拡大

 

↑はトヨタヴォクシーの実際の初回の見積書です。見るとわかりますが、この段階では値引きが全くありません。「ヴォクシーは初回からある程度値引きできるのでは?」というイメージがあるかもしれませんが、そんなに甘くはないのです。営業マンによると、「最終的には値引きできるかもしれないが、あくまで交渉次第です」とのことだったので、きちんと準備をしたり、効果的な交渉を重ねていく必要があることがわかります。

 

「ネット上のヴォクシー値引き方法を見ても、具体的なやり方が書いてない」「雑誌を見たが、うまくいった例ばかりで参考にならない」こんなことを考えている人は多いはず。ここでは、ヴォクシーの値引きを上手に引き出す基礎知識や、具体的なやり方について解説します。長い記事ですが、間違いなくヴォクシーの格安購入に役立つ情報ばかりなので、ご一読ください。

 

まずはヴォクシー値引き交渉の準備をしよう


ヴォクシーの購入時、今乗っている愛車はディーラー下取りに出す人がほとんど。このとき、「ディーラーが買取相場通りに買ってくれる」と思い込んでいる人が多いです。

 

ところが、実際の下取り価格は買取相場よりずっと安く、下取りに出してしまうと数十万円からの大損をする可能性があります。

 

今回の実際のヴォクシー値引き交渉でも、「セレナ 2010年式 走行距離7万キロ」を下取り査定してもらいましたが、50万円という査定額が提示されました。

 

ところが、ネットの一括査定で同じ車を査定すると、↓の結果が出てきます。

 

 

この買取相場はあくまで目安となりますが、最低でも10万円程度、最高で35万円もの差額が出てくることがわかります。

 

 

なぜ買取相場より安いのかというと、ディーラーには買い取った車を売却する手段があまりないからです。基本的には、地元の中古車オークションにそのまま流して終わりです。そのため、買取金額はなかなか伸びないのです。

 

大切なのは、ヴォクシー値引き交渉前に、愛車の買取相場をリサーチしておくことです。そうしないと交渉中に提案された下取り価格が高いか安いかわからず、激安価格で買い叩かれてしまうかもしれません。

 

必ず交渉前に愛車の相場は調べておく必要があります。

 

愛車の買取相場を調べる方法!

愛車の買取相場を調べるには、中古車買取店から査定を受けるとよいでしょう。中古車買取店は国内・海外に多くの販売ネットワークを持っており、最大限高く愛車を買い取ることができます。特に今は海外で日本車が人気ですから、思わぬ高額査定をしてもらえることも多いです。

 

ただし、1店舗だけで査定をしてしまうと、たまたま在庫が余っていて安い査定になることもあるので、2~3店舗から査定を受けたほうがいいでしょう。そうすれば、基本的にはそこそこの買取金額が獲得できます。

インターネット一括査定を使ってみよう

中古車買取店に行くのが面倒…なんて人には、オンライン一括査定が便利です。

 

自宅にいながらにして、パソコンやスマホを使えばすぐに一括査定がうけられるので面倒がありません。

 

また、ネットの一括査定の場合、業者が仮査定を出さないといけない決まりになっています。つまり、他の業者に負けないように、最大限高い価格を提示せざるを得ないのです。そうしてオークションのような状態になり、買取価格が高騰しやすいのが魅力です。

 

なので、ネットの一括査定の場合、ディーラー下取りよりも平均して30万円近く高い査定額が出ると言われています。

 

一括査定サービスはいろいろありますが、その中で一番人気が高いのが「かんたん車査定ガイド」です。

 

 

↑は実例ですが、一括査定をするとその場ですぐに愛車の暫定買取相場が表示されます。この機能がとても便利で、しかも他の一括査定サービスにはありません。

 

あとはこの金額をメモしておいて、交渉に持ち込みます。そうすれば、ディーラーで交渉する際に営業マンが下取り査定額を言ってきても、相場より高いか安いかがすぐに判断できるのです。

 

かんたん車査定ガイドの公式サイトはこちら
 http://a-satei.com/

 

1分程度でできるので、とてもかんたんです。

他の一括査定を合わせて使うのも手

愛車と目いっぱい高く売りたいときは、その他の一括査定サービスも使ってみましょう。そうすれば、もっと多くの業者から査定を受けられるので、買取金額が高騰しやすくなります。

 

カーセンサー

リクルートが発行している自動車情報誌「カーセンサー」の一括査定サービスです。最大30社から一括査定が受けられるため、買取金額が高騰しやすいほか、リクルート運営という安心感もあります。入力項目がちょっと多いですが、それでも数分で完了します。

 

公式サイトはこちら
 http://carsensor.net/

ズバット車買取比較

全国150社もの業者に対応している一括査定サービスです。なので地域密着の業者、さらにはマイナー系の車種にも強く、高額買取が出やすくなっています。郊外に住んでいたり、スポーツカーなどの車種に乗っているならおすすめです。

 

公式サイトはこちら
 http://www.zba.jp/

 

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ヴォクシー値引きの事情を知ろう

 

すでに紹介した通り、ヴォクシーの限界値引き額は車体+オプションで30万円(煌2は20万円)程度となります。実際、このくらいのヴォクシー値引きに成功した事例を、ネットなどで見かけたという人もいるでしょう。

 

ですが、その後ろでは80%以上の人がヴォクシーの値引きに失敗してしまっています。ネットの事例は一部の成功例であって、本当は「5万円引きで済まされた」なんて人がたくさんいます。そういう人たちは声を上げないので、成功した事例ばかりが目立ってしまうのです。そういった情報をうのみにして「交渉は楽勝だ」なんて思ってしまうと、簡単に失敗することになります。

 

それでは、なぜ交渉に失敗してしまうのでしょうか? それは、ヴォクシー値引き交渉の基本知識を知らないで、むやみに聞きかじった競合などを実践しているからです。ディーラーも慣れているので、相手を見て「大した知識がないな」と判断するとどんどん渋ってきます。

 

ここでは、どうすればヴォクシーが限界まで値引きできるのか? わずかな成功者になるにはどうしたらいいか? そのための知識や流れを説明しています。この知識なしでは成功はありえないので、ぜひ読んでください。

 

他のクルマと迷う姿勢が必要

 

ヴォクシーに限らず、新車を値引きするには「他の車と迷っている」というアピールが必要です。

 

自分が売る側の立場になってみてください。もし、お客さんが「どうしてもヴォクシーが欲しい」と言ってきたらどう思いますか?相手がどうしてもヴォクシーがいいというのですから、むしろ価格をアップしたいくらいに思うはずです。

 

なので、ヴォクシーを値引きするには「向こうに取られてしまうかも」と思わせることが肝心です。だからこそ、「それでは、ヴォクシーを○○万円値引きしましょう」ということになるのです。

 

詳細は後で解説しますが、ヴォクシー値引きで一番重要なのは「安くしないと逃げられる」という危機感を与えることなのです。

 

競合戦術は1本に絞る

新車値引き交渉の基本は「競合」となりますが、それはヴォクシーも同じです。

 

ヴォクシーはトヨタの車なので、トヨタ車ならではの交渉術を活用できます。トヨタのクルマはなんといってもトヨタ同士の競合が非常に有効です。

 

ヴォクシーはネッツ専売だから競合できないのでは?と思われがちですが、そんなことはありません。実は、「ネッツトヨタ○○」の○○の部分が1文字でも違えば別資本になります。例えば、「ネッツトヨタ東都」と「ネッツトヨタ東京」は別資本となり、競合させれば客の奪い合いに発展します。

 

また、ヴォクシーにはノアという姉妹車があります。ノアは価格帯や機能がヴォクシーによく似ており、カローラ専売のためヴォクシーとは扱っているディーラーも違います。なので、ヴォクシーとノアを競合させるのも効果大なのです。また、ライバル車としては、セレナ、ステップワゴンなどがあります。いずれもモデルチェンジ直後となり、ヴォクシーと激しいシェア争いをしているので、競合の効果は大きいです。

 

ここで大切なのが、これら2種類の競合を混ぜて利用しないことです。

 

これら2種類の戦術を整理すると以下のようになります。

 

ヴォクシー同士の競合 単純な価格競争
ライバル(ノア、セレナ、ステップワゴン)競合 どの車を買うか迷っているので相見積もりする

 

↑を見てもわかる通り、ヴォクシー同士は価格競争、ノア、セレナ、ステップワゴン競合についてはどの車を買うか迷っているという流れになります。そのため、考え方が全く違うのです。

 

ネットや雑誌などでは、「うまくいかなかったら、別の方法も織り交ぜよう」なんて言うことが書いてあります。ところが、例えば最初はノアやセレナと競合させていたのに、うまくいかないからといってよその店舗のヴォクシーを持ち出してしまう、なんてことをしたら、営業マンはどう思うでしょうか?「うまくいかないからって、急によそのヴォクシーを持ち出してきたな」というのがバレバレで、一気に冷え込んでしまうのです。

 

なので、「ヴォクシー同士」と「ライバル競合」は分けて考えて、どちらか1本に絞ったほうがいいのです。

 

おすすめなのは、ヴォクシーしか欲しくない場合は「ヴォクシー同士競合」、本当に他の車と迷っているときは「ライバル競合」となります。

 

ヴォクシー以外買う気がないなら、例えばノアと競合したとしても、本当はヴォクシー以外買う気がないので、交渉中にうっかり本音を言ってしまうことがあります。演技で乗り切れるなら構いませんが、普通は長く商談をしているうちにボロを出してしまうでしょう。もしヴォクシー以外いらないことが伝わると、営業マンにとってはヴォクシーを値引きする理由が消滅するので、交渉は失敗します。であれば、最初から「ヴォクシー以外欲しくない」と宣言して、価格競争に持ち込んだ方が成功率は高くなります。

 

逆に、ノアやセレナなどと本当に迷っているなら、ライバル競合がいいでしょう。本音で迷っているので、営業マンにも伝わりますし、ボロが出ることもありません。「ヴォクシーもいいけど、セレナの自動運転も気になる」なんてアピールをすることで、ヴォクシーの値引きが飛び出しやすくなります。もしここでヴォクシー同士競合を持ち出してしまうと、戦術がブレてしまいますし、もともとヴォクシー同士の価格競争はディーラー側としてもやりたくないことなので、印象を悪くしてしまうかもしれません。

 

上級者なら、「ヴォクシー同士」「ライバル競合」の2種類の競合をうまく織り交ぜて値引きを引き出すことができるかもしれませんが、自信がないならどちらか一本に絞って、本音でぶつかっていく方が絶対にいいです。

 

値引きの種類を間違いないように注意

 

ヴォクシーだけでなく、たいていの車種は「車体値引き」と「オプション値引き」に分かれています。よく「50万円引き達成!」なんて報告を見かけますが、実は「オプションをたくさんつけて値引きさせただけで、車体値引きはたったの5万円」なんてこともあります。

 

また、やり方についても「オプション値引きもしっかり狙っていこう」と書いてある程度で、具体的なやり方については触れていない場合も多いです。

 

不要なオプションをいっぱいつけて値引き増額したところで、意味はありません。ヴォクシーに自分が必要なオプションだけを付け、そこから適切に割引してもらうのが理想なのです。

 

ヴォクシーのオプション値引きをしっかり付けるには、まず車体値引きをしっかり獲得して、車体の話を終えてから、じっくりオプションの話に移るのが理想です。

 

もしヴォクシーの車体とオプションの交渉を同時進行してしまうと、営業マンから「オプションを追加してもらえれば、ある程度値引きできますよ」なんて言われて、いつのまにかいらないオプションがいっぱいつけられたなんて話になります。上級者ならごちゃまぜに進行して両方をきちんと割引させることができますが、高等テクニックなのでおすすめはできません。

 

交渉テクニックに自信がないのであれば、「車体」「オプション」をしっかり分けて、どちらか一方にじっくり取り組んだほうがいいです。

 

具体的には、

 

  1. ヴォクシーの車体値引きをしっかり獲得する
  2. 必要なオプションを決める
  3. オプション値引きを付けて契約

 

という流れがよいでしょう。詳しい手順は後程解説します。

 

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ヴォクシー値引き交渉は3回で決める

 

今の愛車の買取相場がわかって、ヴォクシーの値引き交渉術も把握したら、あとは実戦に入ります。その際、2つのポイントに注意してください。

 

しつこく交渉しない

むやみに何度もディーラーに通うのは逆効果です。「また来たのか…」と思われて交渉は進まなくなります。交渉は全部で3回と決めることで、営業マンにも意気込みが伝わって、スムーズな商談が可能となります。

 

予算を決めておく

商談をする前に、予算をしっかり決めておきましょう。例えば車体+オプションで25万円値引きしたいなら、ヴォクシーの定価から25万円引いた金額を予算に設定します。その予算を営業マンに伝えたり、あえて隠してにおわせたりするのは自由ですから、とにかく予算だけは決めておいてください。予算を決めておかないと、営業マンはいくらまで値下げすればいいのかわからなくなり、交渉に応じてくれにくくなります。

 

それでは、初回~3回目までの交渉の流れをご説明します。

 

初回交渉

ヴォクシー値引きの初回交渉は、あいさつ程度でOKです。ここで激しい交渉に持ち込んでしまうと、「そんなにヴォクシーが欲しいのか」と思われて、値引きは渋くなります。先ほど書いたように、欲しがっている人に値引きする道理はありません。なので、ここでは「セレナも欲しいんだよね」なんて話をしつつ、ヴォクシーの見積もりを取る程度で問題ありません。

 

また、上で解説したように、ヴォクシー以外欲しくないなら「ヴォクシー同士競合」、実際にノアやセレナと迷っているなら「ライバル競合」に持ち込むのがおすすめです。なので、ヴォクシー同士なら複数のネッツを周り、ライバル競合ならカローラや日産、ホンダディーラーにも行きましょう。もちろん、それぞれのディーラーできちんと交渉をし、見積もりをもらうのが必須。「ノアが安くなるならノアにする」くらいの心持で臨むことで、ネッツの営業マンにも気持ちが伝わります。

 

それと、試乗は絶対必須です。試乗をすると、相手も本気かどうかわかりますし、長い時間一緒に過ごすことになるので顔も覚えてもらえ、2回目以降の交渉に役だちます。

 

さらに、ヴォクシーの見積もりをもらう場合は、オプションを付けないようにしてください。

 

普通、何も言わずにヴォクシーの見積もりをもらうと、営業マンがおすすめのオプションが複数付いた状態になります。それに対して黙って持って帰ってしまうと、「オプションについては了解済み」という扱いになって、あとからオプション交渉がしにくくなります。

 

なので、見積書をもらうときに「オプションは検討中なので、とりあえずナシで見積してください」と言って、オプションの部分は真っ白な見積書をもらうようにしましょう。そうすると、「ヴォクシーのオプションは社外品にするつもりかな」というイメージを持たせることができ、後での交渉がしやすくなります。

 

見積りをとらずに交渉をしても、営業マンにはすぐにバレてしまいます。現実味がないですし、質問にもうまく答えられないはずなので、見破られてしまうのです。そうすると信頼はなくなり、交渉は確実に失敗します。今後そのディーラーに行けないかもしれません。

 

本命ディーラー、対抗ディーラー、さらにはライバルディーラー、全てできちんとした見積もりを取るようにしましょう。

 

2回目交渉

ヴォクシーやライバル車(ノアやセレナやステップワゴン)の見積書を揃えたら、次は2回目交渉となります。ここでは、初回とは違い、しっかり交渉をしていきます。

 

見積書を持参してお店にくるお客さんは、ディーラーにとっても熱いお客さんなので、きちんと対応してくれる傾向があります。

 

ここでは、以下のことを行ってください。

 

  1. 対抗ディーラー(別資本ネッツディーラー)などの見積書を持っていることをにおわせて、ヴォクシーの値引きを迫る
  2. 対抗ディーラーの見積書は見せない
  3. じっくりと時間をかけて交渉を煮詰める
  4. 契約しないで帰る

 

ヴォクシー同士の競合をする場合は、「向こうのネッツだと結構安くなりそうなんだけど」と言って様子を見てください。相手が「うちは無理ですね」と言ってくるようならそのディーラーは期待できないので、さっさと切り上げましょう。「そうなんですか、見積書を見せてもらえますか?」といった反応を示して来たら、迷惑をかけないことを約束させて見積書を見せましょう。そのあとヴォクシーの値引き上乗せがあるかどうかは場合によりますが、この手順を繰り返していくだけで交渉は進めることができます。

 

次にライバル競合についてですが、こちらも基本的な流れはいっしょで「日産にいったらセレナの見積書をもらったけど、意外と安くなった」といった形で圧力をかけます。

 

ただ、ライバル競合の場合は他ディーラーの見積書は見せないほうがいいです。見せてしまうと、その値引き額が基準になって限界値引きが厳しくなります。なので見せてくれと言われても「お店に迷惑をかけると困るので」といって断っておきましょう。手元にきちんと他店の見積書があれば、プレッシャーとしては十分です。

 

長時間かけて交渉していくと、営業マンも熱が入ってきて「今すぐ契約を!」と迫ってくるはず。熱意にほだされて「契約しようかな」なんて思うかもしれませんが、ここは我慢して「家族で会議して決める」なんてことを言って契約せずに帰宅してください。ここで帰るのがヴォクシー限界値引きのキモです。

 

3回目交渉

 

ついに最後の交渉です。3回目だと、営業マンも「絶対今日決める」と意気込んでいるはずなので、こちらの条件もドンドン通っていきます。

 

2回目でヴォクシーの車体値引きがイマイチだった場合は、最後の仕上げをします。

 

はんこを取り出して「ヴォクシーがあとXX円安くなるならこの場で契約する」とタンカをきる。
「嫁さんがノアの方がいいと言って聞かない。安くなれば気持ちが変わるかもしれない」と泣き落としに走る。

 

↑のようなことを言って、さらなるヴォクシー値引きを要求してみましょう。これでも渋るようなら、そのディーラーは期待できないので、別のディーラーを本命にしたほうがいいでしょう。

 

ヴォクシーの車体値引きに満足したら、ようやくオプションの交渉をしていきます。

 

ヴォクシーの場合、オプション値引きはオプション総額の2割程度が取れれば特上クラスです。つまり、オプションが50万円なら、10万円値引くことができればOKです。必要なオプションから値引くのが大切で、不要なものをいっぱいつけて大幅値引きを狙うのは避けてください。

 

ヴォクシーに必要なオプションは

 

  1. フロアマット
  2. サイドバイザー
  3. コーティング
  4. ETC
  5. マルチビューバックガイドモニター
  6. ナビ

 

このあたりになり、だいたい50万円程度です。

 

多くの人が勘違いしていますが、ほとんどの場合、オプション値引きは「総額50万円になったので、ここから10万円引きにします」というものではなく、基本的には、「では、○○をサービスします」という形になります。なので、「じゃあフロアマットをサービスします」となり、5万円引き程度で済まされてしまうこともあります。

 

なので、例えば上記のラインナップで目標達成を目指すなら、約8万円の「コーティング」をサービスさせるとよいでしょう。そうすれば、50万円から8万円が引かれ、16%のオプション値引きが達成できます。さらにサイドバイザー(25000円程度)がサービスできれば、20%を達成します。

 

具体的な交渉方法ですが、車体値引きに満足した時点で、「契約しようかな。オプションを選びます」と言ってオプションの話にして、コーティング以外のオプションを付けて見積書をもらいます。

 

その後、「あ、コーティングも必要だな、でも8万円かぁ、予算オーバーだな…」と困ったフリをします。

 

営業マンとしては、コーティングくらいで契約をナシにしたくないので、わりあいあっさりとサービスしてくれます。

 

交渉中に欲を出してナビなどの高額オプションのサービスを要求しても通りませんし、作戦なしで値引きを要求してもサイドバイザーなどの安いオプションでごまかされてしまいます。なので、契約直前にサービスさせたいオプションを追加し、一気に目標を達成するのがよいでしょう。

 

ネットなどの情報には、「ガソリン満タン納車や諸費用カットも狙いましょう」と書いてありますが、これらを狙うかどうかは場合によります。交渉スキルが高くない人の場合、車体・オプションだけでもいっぱいいっぱいなのに、諸費用を含めることで混乱して交渉がうまくいかないことがあります。

 

なので、自信がない場合はむしろガソリン満タンや諸費用カットについては捨ててしまうのもアリです。そうすることで、ヴォクシーの車体・オプション値引きに集中でき、成功率がアップします。

 

ガソリンや諸費用はうまくいってもせいぜい1万円カット程度なので、自信があるなら狙ってもいいですが、ないなら無視するのも手なのです。

 

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ヴォクシー値引きのまとめ

 

愛車の買取相場を調べておく

今の愛車の買取相場を知っておかないと、ディーラーから下取り価格を言われたときに高いか安いか判断できません。もし安い状態で売ってしまうと、数十万円の損失となることもあります。

 

なので、一括査定サービスを利用して、愛車の買取相場は必ず調べておきましょう。

 

かんたん車査定ガイドの公式サイトはこちら
 http://a-satei.com/

 

ヴォクシー値引き交渉の知識を身につける

ヴォクシーはトヨタの車なので、異資本トヨタディーラー同士の競合が非常に効果的です。ヴォクシーはネッツ専売ですが、ネッツにも異資本ディーラーがあるので競合させていきましょう。

 

また、ノアやステップワゴン、セレナなどとの相見積もりを絡めるとさらに値引きを引き出していくことができるでしょう。

 

3回交渉する

ヴォクシーの値引き交渉は3回できっちり決めましょう。何度もしつこく交渉しても逆効果です。

 

もし3回目でもうまくヴォクシーを値引きできなかったときは、別のディーラーに切り替えましょう。ネッツディーラーはたくさんあるので、交渉相手を移していけば、いずれは満足できるディーラーに出会えるはずです。郊外よりも都心部の方が値引き率が高い傾向があるので、郊外に住んでいるなら都心部のディーラーに切り替えるのがおすすめです。

 

 

このような流れでヴォクシー値引きを進めれば、愛車の売却で20~30万円、値引きで20~30万円ほどコストカットできるので、トータルで50万円のコストカットも十分実現可能です。

 

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ヴォクシー値引きのQ&A

 

ここでは、ヴォクシーの値引き交渉時によくある疑問・質問を解説していきます。

 

目標値引き額を伝えてもいい?

 

ネットなどでよく見かける「ヴォクシーを50万円値引きしました!」という報告を見て、「こんな事例があったんだけど…」というのを伝えてしまう人がいますが、これはおすすめできません。

 

まず、大幅値引きは条件がそろっていたから達成できたわけなので、その条件を満たしていなければ絶対に達成はできません。そればかりか、営業マンに「ヴォクシー以外欲しくないんだな」と認識されて、渋くされてしまう恐れがあります。何度も説明していますが、お客さんが他の車と迷っていないなら、ヴォクシーを値引きする理由はないのです。

 

こういう事例は、価格.comなどで家電を安く買っている人がやりがちです。家電の場合はネット最安値より安くしないとネットで買われてしまうので、かんたんに値引くことができます。しかし、ヴォクシーはネットでは売っていないので、家電とは違うのです。

 

そのため、例えネットでものすごい例を見たとしても、参考程度にして、営業マンには言わないようにしたほうがよいでしょう。

 

交渉を重ねてもいい条件にならないんだけど…

 

ヴォクシーの値引き金額というのは、商談相手の役職によって変わってきます。平社員には決裁権限がないのでいい条件は出せませんし、店長やエリアマネージャーなどの上級職だと強い決裁権限があるので、大幅値引きが出やすくなります。また、そのお店のエース営業職なら、役職が平社員であったとしても、上級職からの信頼があるので、決裁は取りやすいです。

 

それと、エース営業職や上級職はいろいろと忙しいので、ヴォクシーをさっさと値引きして交渉を終わらせたいと思う傾向があります。そのため、エースや上級職と話をしたほうがいいのです。

 

なので、いくつか店舗をまわっているときに、担当者の役職がいいディーラーを本命に設定し、平社員が担当についたディーラーを対抗にしていくというのも手です。

 

なお、エース営業職や上級職と会う方法は基本的には「運」になりますが、朝一夕方に来店すると遭遇率はアップします。

 

まず朝一についてですが、開店直後はどの役職もお客さんの相手をしていないですし、しかも開店直後に来るお客さんは買う気があるということなので、エース営業マンや上級職が相手をすることが多くなります。もちろん朝一に他のお客さんと商談予約をしていることもあるので確実ではありませんが、日中よりは確率は高いです。

 

そして次に夕方ですが、客が少なくて店内は静まり返っていることがあります。しかも本社への受注報告などをする時間帯なので、売り上げが足りないディーラーだとかなり焦っているはず。そこで来店してくれたお客さんは非常に大切にされます。当然、エースの営業マンや上級職が対応してくれることが多くなります。

 

ただ、そうはいっても上級職が担当につくことはなかなかないので、平社員ばかりということもあります。そんなときも、「店長の決裁を取らないとだめだな」と思わせることができれば、決裁させることは可能です。なので、相手が平社員ばかりでも諦めないことが肝心。何も考えずに平社員相手に頑張るのではなく、その後ろにいる上級職を考慮に入れて商談するだけでも、成功率はアップします。

 

なお、担当がセールスレディだったとしてもガッカリすることはありません。昔とは違い、今は女性の営業マンもしっかり知識を付けて対応してきます。「軽視していたら、実はエースの営業マンだった」なんてこともよくあるので、相手の性別で態度を変えるのはやめたほうがいいでしょう。

 

短期決戦はできないの?

 

ヴォクシーの値引き交渉をするには、いろいろな対抗ディーラーにも行かないといけませんし、それぞれでしっかり交渉する必要があるので、時間がかかります。なので、1回で終わらせたいという人がいるのも仕方ありません。

 

実際、1回で好条件をゲットしたケースもあります。しかし、これも「店長が担当についた」とか「たまたま在庫がいっぱいあって安くなった」などの条件がそろっていたからで、単に運がよかっただけです。

 

当然、たくさんお店を回っているうちに運よく好条件をゲットすることもありますが、基本的にはそんなことはなく、じっくりと交渉をする必要があります。

 

また、上級者じゃないと条件がそろっていることにも気づかないので、短期決戦については考慮せず、じっくりと商談を重ねることだけを考えたほうが成功率は上がります。

 

ライバル車の見積もりを取ったのに、反応が薄いのはなぜ?

 

ノアやセレナ、ステップワゴンなどの「ライバル競合」をする場合、ライバル車の見積書を取るのはすでに説明した通り。でも、それだけではヴォクシー交渉でいい反応が取れないことがあります。

 

原因として考えられるのは2つ。

 

1つは、「ライバル車種の知識や体験が足りない」場合です。

 

迷っているくらいなので、普通はライバル車種の知識もそれなりに持っているはずです。例えばセレナには「プロパイロット」という自動運転機能が付いています。世界初の機能なので、迷っていたら当然「試乗してみたい」という気持ちになるはず。なので、ネッツ店で「セレナの自動運転を試してみたけど、やっぱりすごかった」などの感想を言えれば、説得力はアップします。

 

逆に、プロパイロットの話ができないようだと、「本当はヴォクシーを値引きしたいだけなのでは」と思われて、渋くなってしまうのです。

 

もう1つは、「初めからヴォクシーを値引きする気がない」というケースです。

 

ディーラー次第では、何を言われようとも一切ヴォクシーを値引きする気がない場合もあります。そういうディーラーが相手だと、こちらがいくらライバル車種の見積書を用意して、どれだけ迷っているかアピールしても全く意味がありません。この場合は時間の無駄なので、さっさと別のディーラーに切り替えたほうがいいです。

 

見分け方としては、「営業マンが上級職の決裁を取ろうとしない」部分を見てください。営業マンがたびたび無線で連絡したり、事務所に消えるようであれば、上級職と話をしている証。そういったディーラーは、交渉を重ねることでヴォクシーが値引きできる可能性があります。逆に、交渉の席にどっしりと座って何を言っても無理の一点張りの場合は、上級職の決裁を取る気がないということなので、期待薄なのです。

 

なので、まず重要なのはライバル車種の知識をしっかり身に着けてアピールをすること。それでもダメなら、営業マンの反応を見て、別のディーラーを試すようにしてください。

 

ヴォクシー同士の競合がうまくいかない

 

ヴォクシー以外買う気がない場合は、ヴォクシー同士競合がおすすめです。しかし、かんたんそうな戦法に見えますが、実はそれほど成功率は高くありません。

 

どうしてかというと、ヴォクシー同士の競合というのは大昔からずっと使われていた作戦なので、ディーラー側も熟知しているのです。なので、「そちらで買われてもいいですよ」といった態度を取られてしまうこともよくあります。

 

ヴォクシー値引き成功率という意味で言えば、ライバル競合の方が可能性は高いです。とはいえ、ライバル車種が欲しくないと交渉がうまくいかないことがあるので、どうしてもヴォクシー競合で行きたいなら「乱れ打ち」作戦がいいでしょう。

 

ヴォクシー同士競合は2~3件程度では失敗することもあるので、それは仕方ないと考えてください。ネッツは各地にいくつもあるので、しらみつぶしに話を聞きに行って、反応のあるディーラーとじっくり交渉をしていくほうがいいでしょう。例えば東京近郊でいっても、

 

ネッツトヨタ東埼玉
ネッツトヨタ埼玉
ネッツトヨタ千葉
ネッツトヨタ東都
ネッツトヨタ東京
ネッツトヨタ多摩
ネッツトヨタ横浜
ネッツトヨタ神奈川

 

といった異資本ネッツがあります。これらを廻っているうちに好反応のディーラーは出てきますし、県をまたぐと「越境」になってディーラー事情がガラっと変わることも多いので、とにかく数をこなすことを考えてみましょう。

 

なお、同資本ディーラー(例えば「ネッツトヨタ東京」同士の競合)は全く効果がありません。

 

同資本なので横のつながりがあり、誰が見積もりを取ったかも共有しています。なので、同資本ディーラーの別店舗に行って見積もりを取っても、他の支店で見積もりを取ったのはバレています。同資本同士で競合するのを禁じている場合もありますし、そもそも同資本なのでどこで売れてもいいわけですから、好条件はほぼ確実に出ません。

 

むしろ、印象を悪くしてしまう可能性もあるので、ヴォクシー値引きをするうえで同資本競合を狙うのはNGです。

 

支払方法によって条件は変わる?

 

ヴォクシーの購入の際、「現金一括」と「分割ローン」の2種類の支払方法があります。実は、このどちらかを選ぶことによって、ヴォクシーの値引き事情は少し変わってきます。

 

まず結論から言うと、「分割ローン」を選んだほうが、ヴォクシーの値引きは引き出しやすくなります。なぜかというと、お客さんがローンを選択することによって、金利が発生して、トータルの支払額は50万円程度アップします。その分、ディーラーにはインセンティブが入るので、儲けを値引きに回すことができるのです。逆に、現金一括を選んだ場合は多少ヴォクシーの値引きは渋くなります。

 

なので、もし分割ローンを選ぶ場合は、ローン支払いをしっかり武器にしていってください。50万円近い金利を支払うわけなので、「その分勉強してよ」というのは当然です。しかも、しっかり伝えることで「この人はわかってるな」と思わせることができ、交渉がうまく運びやすくなります。

 

ただし、「最初は分割ローンということにして、後で現金一括に切り替える」というのはやめましょう。支払方法は契約時に決まるので、後から変えても「じゃあ値引きも取り消します」となって終わりです。しかも、「途中で条件を変える人」という烙印を押されて信頼を失ってしまいます。支払方法はお金に直結する話なので、そこを都合よくコロコロ変える人は信用されません。

 

なので、ヴォクシーの値引き交渉の際には、支払方法は決めておきましょう。分割ローンにしたところで値引き額がそれ以上に獲得できるわけではないので、結局のところ現金一括の方がお得です。予算に都合がつかない場合以外は、現金一括を選んだほうがいいです。また、現金一括を選ぶ場合は、値引き目標についても多少下げておいたほうがよいでしょう。

 

自動車保険やクレジットカードを進められたんだけど…

 

ヴォクシーの値引き交渉を進めていると、「自動車保険」や「クレジットカード」の勧誘をしてくることがあります。「自動車保険を切り替えていただければ、多少ヴォクシーの値引きも考慮できます」といったような内容です。等級にもよりますが、自動車保険は1カ月1万円程度のものです。

 

もちろん、高額の自動車保険を使っているなら、切り替えることで安くなって、なおかつ値引きも増えるので言うことはありません。しかし、通販型自動車保険の場合、1カ月の支払いが数千円で済んでいるはずなので、切り替えると年間5万円程度、5年で20万円ほどのコストアップになります。それで数万円の値引きを獲得したとしても、割に合いません。

 

またクレジットカードについても、年会費がかかるものだとお得にならないことがあるので、ただヴォクシーの値引きアップに目を奪われるのではなく、トータルでお得になるかどうかをしっかり判断し、いらないならきちんと断るようにしましょう。

 

コーティングは必要なの?

 

ヴォクシーのオプション値引きをするうえで、コーティング(トヨタは「ガードコスメSP」)をサービスさせるのがおすすめというのはすでに説明した通りです。

 

ここで、「コーティングって必要なの?」「別にある程度汚れてもいいから、費用を払わない方がいいのでは?」と考える人もいるでしょう。

 

ですが、コーティングをすることによって以下の3つのメリットがあります。

 

  1. 5年間の保証が付く
  2. 普段の洗車が水洗いでよくなるため洗車費用が安くなる
  3. 売却時のリセールバリューが高くなる

 

特に大きいのがリセールバリューです。買取査定時はヴォクシーの塗装の状態もチェックするので、コーティングをしていい状態に保つことで高く売れるようになります。

 

コーティングは新車の状態で行うのが最も効果的で、後からやっても意味がありません。なので、購入時に8万円支払ってやっておいたもらうのがよいのです。また、この8万円をサービスさせることで、20%程度のオプション値引きがあっさり達成できてしまうので、交渉材料としても最適なのです。

 

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ヴォクシー値引きだけではない!社外品でコストカット

 

ヴォクシーの車体値引きはディーラーでしか実行できませんが、オプションについては社外品を使うことでもコストカットが可能です。

 

「社外品」とは、イエローハットやオートバックスなどの、ディーラー以外の自動車用品店で購入できる内装品のことです。最近では、Amazonなどで通販することもできます。

 

ヴォクシーの内装品の中で、社外品が存在している例が↓です。

 

  1. フロアマット
  2. サイドバイザー
  3. マッドガード
  4. コーティング
  5. ナビ

 

など

 

一般的に必要と思われているヴォクシーのディーラーオプションについては、ほとんど社外品でまかなうことが可能です。

 

次に、それぞれのディーラーオプションと、社外品の価格比較が↓です。

 

装備名 ディーラー価格 社外品価格
フロアマット 約60,000円 約25,000円
ドアバイザー 約25,000円 約10,000円
マッドガード 約20,000円 約10,000円
コーティング 約80,000円 約75,000円
ナビ(メーカー標準を除く) 約120,000円~300,000円 約50,000円~約200,000円
合計額 約50万円~60万円(工賃はなし) 約17万円~30万円(工賃は1~3万円ほど)

 

工賃を考慮にいれても、30~45万円ほどの価格差になってきます。

 

この中でも、フロアマットやサイドバイザーなどに関しては、ディーラーオプションと社外品で性能差はほとんどありません。しかも社外品はいろいろな種類が用意されていることを考えれば社外品の方が合っている人もいるでしょう。特にこだわりがないなら社外品で問題はありません。

 

そして価格差が大きいのが「ナビ」です。「道順さえわかればなんでもいい」という人の場合、ナビはできるだけ安いものを購入し、個別につけた方が圧倒的に安くなります。

 

ただ、社外品は納車した後に用品店にいって付けてもらう必要があるため、余計な手間がかかるのがデメリットです。

 

ディーラーオプション

・社外品を付けにいく手間が面倒な人。
・ヴォクシーのメンテをすべてディーラーで済ませたい人。

社外品 ・とにかく安く済ませたい人(特にナビ)。

 

全部をどちらかだけにしなければいけないわけでもないので、フロアマットだけ社外品、あとはディーラーオプションというのもOKです。ディーラーオプションの選択状況によっては、コーティングをサービスさせるだけでは20%オフを達成できないこともあるので、そんなときは一部を社外品にしてオプション価格を調整するのもよいでしょう。

 

また、ヴォクシーのオプション値引きが断られてしまったときに、「じゃあオプションは全部いらない」と言って引き揚げて社外品にするのも良い手です。そうすれば、オプション値引き失敗を取り返すことができますし、相手によっては慌てて「じゃあやっぱりサービスします」と言い出すかもしれません。

 

ヴォクシーの購入費用カットは値引きだけにこだわらず、社外品を活用していくことも考えてみましょう。

 

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ヴォクシー値引きの基本知識

まずはじめに理解しておいてほしいことは、「ヴォクシーの車両本体値引き」と「オプション・付属品値引き」は全くの別物ということです。ヴォクシーの場合「車両本体値引き」は25万円程度が限度で、オプション・付属品については15%値引きできれば上々です。

 

ヴォクシーの値引きについていろいろ調査していると、「50万円値引き達成!」などの情報を見かけることもあると思います。しかし、それはオプションを100万円以上付けるからこそ達成できる数字です。そういた情報に左右されると、「自分もヴォクシーを50万円値引きしよう!」と意気込んでしまい、無理な交渉を重ねて時間を浪費してしまうことになるのです。

 

営業マンも同じ人間なのですから、限界を超える契約を迫るお客さんが相手だとやる気をなくしてしまうでしょう。でも、明確なヴォクシーの値引き目標を持っているお客さんが相手なら、「こっちもきちんと対応しないと」と思って折り合いを付けてくれるものなのです。

 

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ヴォクシー値引き目標を決める

ヴォクシーはミニバンの一種ですので車体価格はやや高いです。ヴォクシーはモデルチェンジからかなり時間が経過していますので、現在ではかなり値引きが拡大していますが、それでも車体価格と比べたら値引き額は10%に届くか届かないかといった辺りです。値引きに関してはかなり厳しい車種になっています。

 

ヴォクシーの値引き額計画を明確に

 

商談にのぞむ前に必ずやっておかなければいけないのは、ヴォクシーをどのくらい値引きしたいのかを明確にしておくことです。まずは↓の表をご覧ください。

 

値引き金額 難易度 備考
10~15万円 ★★ 初心者レベル
15~20万円 ★★★ 中級者レベル
20~25万円 ★★★★ 目標のレベル
25~30万円 ★★★★★ 名人レベル

 

ヴォクシーの値引き額は、交渉に慣れた上級者ならば、この表の名人レベルまで持っていくことができるでしょう。ですが、あくまで何度も商談をこなしたことがあり知識や交渉のコツに関して完璧な人でなければ到底無理でしょう。まずは「目標レベル」にターゲットを設定してここに近づけるようにしていきましょう。
このページをきちんと読んでヴォクシー値引き交渉術を学んでいけば、目標レベルであれば簡単に達成できるでしょう。

 

背伸びして名人レベルに迫ろうとしても、値引き金額はプラス5万円くらいです。これを達成するには手間も時間もかなりかかってしまうでしょうから、身の丈に合った金額を狙う様にしましょう。事前に明確な金額を設定しておけば、営業マン側も歩み寄りやすくなりますので、交渉がスムーズに進むという点も見逃せません。

 

ヴォクシー値引きの平均値額はどのくらい?

 

ヴォクシー以外の車種でも同じなのですが、8割の購入者は値引きに失敗しているという現実があります。更に一切の交渉をしないで定価そのままでヴォクシーを購入するお客さんもいるのです。これを計算に入れるとヴォクシーの値引き平均金額は、限界金額の半分以下になります。もしもヴォクシーの値引き限界額を30万円とすると平均額は15万円くらいということになります。

 

しかし、「それなら平均額の15万円で十分だ」と思うのはやめて下さい。ヴォクシーの平均値引き金額はとても簡単に達成できる金額です。平均値は無視して、交渉をきちんと行った上で設定された目標金額を目指すようにしましょう。

 

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ヴォクシーハイブリッドを値引きするテクニック

 

ヴォクシーにはハイブリッドモデルがラインナップされています。ですが、ガソリン車よりも高価ですから、できるならば少しでも値引きして安く購入したいと思われている方も多いでしょう。そこでネックとなってくるのが「ひょっとしてヴォクシーはハイブリッドの方が高いし値引きしづらいんじゃ?」という不安です。

 

ヴォクシーガソリン車

ヴォクシーハイブリッド車

約60%

約40%

 

上の表はヴォクシーのガソリン車とハイブリッド車のシェア割合ですが、ガソリンが60%ハイブリッドが40%となっています。以前は特別仕様車がガソリンのみに設定されていたため人気が集中していました、その為ヴォクシーはガソリン車がダントツに売れているというイメージの方も多くいると思います。ですが、現在ではハイブリッドにも特別仕様車が登場したために両者の差はなくなりつつあります。ハイブリッドだから値引きが特別むずかしいといったことはありませんから、特に交渉方法を意識することはないでしょう。

 

続いてハイブリッド車はどのグレードが売れているのか、こちらのシェア割合も見てみましょう。

 

特別仕様車

V

その他のグレード

約50%

約40%

約10%

 

人気は特別仕様車とVグレードで二分されており、その他のグレードはほとんど売れていないということになります。ハイブリッドの値引きを考えるならばこの二つのグレードに的を絞って行けば値引きを有利に進めることができるでしょう。売れているグレードということは普段営業マンもこの二つのグレードの商談に慣れているということです。営業マンも交渉しやすいため値引き交渉もスムーズに進むことが多く、値引きも安定して引き出せる傾向にあります。

 

では、実際に具体的なヴォクシーのハイブリッド値引きテクニックについて解説していきたいと思います。

 

ヴォクシー同士競合/ノアとの競合

 

ヴォクシーの値引きは「ヴォクシー同士競合」と「ノアとの競合」を中心に考えていきましょう。価格帯や性能の同じ兄弟車ですから、シンプルな値引き合戦に引き込むことができます。

 

ここで気をつけておきたいのは「グレードを合わせておく」ということです。ヴォクシーのハイブリッドを値引きして買いたいのであれば、競合させるのもヴォクシー・ノアのハイブリッドに設定しましょう。価格が同じものでなければ競合相手にしても値引き合戦にはできません。

 

ですから、事前にお目当てのグレードを決めておいて、同じ価格のグレードを競合させるようにしましょう。

 

ライバル車競合

 

ヴォクシーハイブリッドとライバル車競合はなかなか難易度が高いテクニックです。なぜならば、強力なライバルである「セレナ」と「ステップワゴン」はどちらもハイブリッドがないのです。ですから、価格帯もあわせづらいのがネックになっています。

 

無理やりにでもライバル競合を行いたければ、ヴォクシーハイブリッドのなかから廉価グレードを選び、セレナやステップワゴンの上級グレードをライバル車としましょう。一例をあげると、セレナならプロパイロット搭載車ならば車体価格はかなり上がってきますので、ヴォクシーハイブリッドと価格帯が合致します。

 

しかし、ハイブリッドとガソリン車を競合させるのは理由を考えるのが難しいです。ハイブリッド車の商談をしているのに「セレナも気になる」と言ったら「セレナはハイブリッドではないですがいいんですか?」といった反応が返ってくるでしょう。これに対して納得できるような理由付けが必要なのでライバル競合は難しいのです。

 

ですから、ヴォクシーのハイブリッドを値引きしたい時には「ヴォクシー・ノア競合」に限定していった方が商談は円滑にできるでしょう。

 

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ヴォクシーの各グレード独自の値引き方法はあるの?

ヴォクシーの中でお目当てのグレードが決まっているなら、もう一段階具体的な値引き商談のプランを練ることができます。

 

こちらでは各グレードで効果的なテクニックについて解説していきます。
(X“C Package”は、装備も心もとないですし、ニーズも少ないですから割愛します)

 

ZSの交渉テクニック

 

ヴォクシーの「ZS」に関しては、ヴォクシーの標準グレードでただ一つ「エアロ」を装備しているグレードです。これを選ぶ人はつまり「エアロを装備したい」人だということになります。必然的に営業マンから見れば「見た目重視で車を選んでいるんだな」と思われるでしょう。ですから戦術としては

 

  1. ヴォクシーの「ZS」同士の競合
  2. ノアの「Si」や特別仕様車との競合
  3. セレナハイウェイスターとの競合
  4. ステップワゴンスパーダとの競合

 

この中のどれかがいいでしょう。どれもエアロ装備車種ですから「見た目を重視する選び方」としては競合させやすいのです。上記以外のグレード、スパーダではない標準のステップワゴンにはエアロが装備されていませんから、「見た目重視」ではなくなってしまいますので競合相手には向きません。

 

最初にヴォクシー「ZS」同士の競合です。いたってシンプルな「値引き合戦」となりますので、一番簡単な方法です。

 

次はノア「Si」などのエアロ装備グレードと競合させる方法ですが、ヴォクシーは「見た目」人気がとても高い車種です。見た目重視でのライバルとしてはノアは若干弱いかもしれません。とはいえかなり見た目は変わってくるので「妻はノアがいいけど私はヴォクシーが好みで」といった感じで迷っているアピールをしておきましょう。うまく展開を運べれば価格帯は同じですから効果大です。

 

最後はセレナとステップワゴンについてですが、この2車種に関してはヴォクシー「ZS」ガソリン車であれば絶大な効果があるでしょう。価格帯はほぼ一緒ですから、「どれも見た目が好みなので、値段次第で決める」といった方向に持って行きましょう。しかし、ヴォクシー「ハイブリッドZS」は高価なため価格帯が一致しない為競合はさせづらいでしょう。

 

つまり、ヴォクシーのガソリン車「ZS」ではヴォクシー同士の競合やノア、セレナハイウェイスター、ステップワゴンスパーダ等の様々なライバル車を組み合わせた多彩な値引き交渉を行えます。一方ハイブリッドZSは選択肢が少なく、ヴォクシー同士の競合やノアをライバルに設定して頑張るようにしましょう。

 

Vの交渉テクニック

 

ヴォクシーの「V」は装備の充実度が重視されているグレードで、エアロ非搭載になっています。その為やや落ち着いた見た目になっており、営業マンから見ると「見た目よりも、装備の充実度を大切にしている人」に見えるでしょう。ですから、方針は

 

  1. ヴォクシー「V」同士の競合
  2. ノア「G」との競合
  3. セレナの上級グレードとの競合
  4. ステップワゴンの上級グレードとの競合

 

上記が競合させやすいです。すべて装備重視のグレードですから、ライバルに設定するのに向いています。エアロ搭載グレードが相手では戦術がぶれてしまうので競合には向いていません。

 

戦術としては「ZS」の時と基本的には一緒です。価格帯をそろえる為に「ZS」のガソリン車であればヴォクシー・ノアとライバル車と幅広く競合させていき、ハイブリッドであればヴォクシー・ノアの一点に絞っていきましょう。

 

Xの交渉テクニック

 

ヴォクシーの「X」は廉価グレードです。その為装備状況はやや弱くエアロも装備していません。ですから、戦術はとにかく「価格重視」です。「安ければ安いほどいいんだ」という立場を強く表現しましょう。

 

  1. ヴォクシー「X」同士競合
  2. ノア「X」との競合
  3. セレナの廉価グレードとの競合
  4. ステップワゴンの廉価グレードとの競合

 

これらを使って値引き交渉を展開していきましょう。

 

ヴォクシーの「X」は安価なグレードですから、とにかく価格を安くしたいという気持ちを前面に出していくのがなにより重要です。ノアの「X」、セレナステップワゴンの安価なグレードは価格帯もマッチします。これらをぶつけて「一番安いものを買います」とストレートに宣言してしまってもいいくらいです。見た目の好みや安全装備の充実などこまかいアピールは一切必要ありません。とにかく価格を重視するスタイルでいけば営業マンも「値引き」を出せば買ってくれるということでむしろやりやすいでしょう。

 

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ヴォクシーの特別仕様車を値引きするには?

ヴォクシーは「特別仕様車」という標準とは一味違うグレードがラインナップされています。価格の割にエクステリア・インテリアの充実度がかなり高くなっており、かなり人気のあるグレードになっています。ですが、ヴォクシーの特別仕様車は標準グレードよりも値引きがむずかしいのです。

 

その理由は、ヴォクシーの特別仕様車が欲しい人はそのグレードに的を絞っていることが多いからです。特別仕様車が欲しい人に対して営業マンは「もうこの人はヴォクシーの特別仕様車に決めているんだな」と考えます。既に買うと決めた人に対して値引きをしたところで意味はありません。ここで値引きストップとなってしまう可能性が高いでしょう。

 

更にヴォクシーの特別仕様車はダントツの人気とシェアを持っています。値引きしなくても売れるものをわざわざ安くするわけがありません。

 

ですから、ヴォクシーの特別仕様車を値引きするための戦術としては「ヴォクシー特別仕様車」がいいでしょう。それならばシンプルな値引き合戦へと展開させることができますから「ヴォクシーの特別仕様車に決めた人」だったとしても問題はありません。

 

理由付けを事前にしっかりしておけるなら、ノアの特別仕様車を競合させるのもありです。ヴォクシーほどではありませんがノアの特別仕様車もかなり人気があります。ノアとヴォクシーの特別仕様車で悩むのもそれほど不自然ではありません。「どちらの見た目も好きだから決められない」といったように理由を準備しておきましょう。

 

準備をきっちりできたとしても、ヴォクシーの特別仕様車値引きは難しいものがあります。ライバル車競合は失敗の可能性が高いですから、最初から「ヴォクシー特別仕様車同士競合」狙いに限定してしまった方がやりやすいかもしれません。ディーラー側から見ても「安いところで買う」という姿勢は商談がやりやすいのです。

 

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ヴォクシーの展示車を値引きするために

展示車とは文字通り、ディーラーの店内に展示されている車です。訪れたお客さんが乗ったり触ったりしますので、痛みがある反面安く購入できることがあるのです。

 

ヴォクシーの展示車なら安く買えると聞いた事があるでしょう。ですが、展示車の数には限りがありますからいつでも買えるわけではないですし、その他にもいくつかのデメリットがあります。

 

希望のグレードやボディカラーが選べない

展示車は既に完成している車です。当然グレードやボディカラーはその車の物になりますから自分の希望を反映させることはできません。ですから「展示車であれば安くできます」といった提案をされても狙っていた物とは違うヴォクシーになる可能性は高いのです。多少値引きされたところで、自分の欲しくない物を買わされては割に合いません。

 

納車される車と展示車は管理が別

近頃は実際に納車される車と展示されている車では管理を別にしている会社が多いようです。これがどういうことかというと、今交渉している営業マンに「あのヴォクシーの展示車が欲しいだけど安くしてくれない?」と言ってもその営業マンには権限がなく「私に言われても困ります」となってしまうのです。

 

展示車が既に新車登録されている場合も

近頃は展示車が既に新車登録されていることも多いです。何故かというと、新車登録を行うことでそれは一台売れたことになりディーラーの販売実績となります。ノルマに伸び悩んでいるディーラーは展示車を新車登録して売り上げを増やしているのです。

 

既に新車登録されていても、実際は新車登録されていない展示車と中身は変わりません。何が変わるのかというと、1オーナー車として購入することになりますのでその車を売る時に売却額が多少下がる可能性があるのです。

 

 

 

このように、ヴォクシーの展示車を安く買おうと思うと色々な問題が発生する可能性があります。自分の条件に合った展示車はなかなか見つかる物ではありませんし、いざみつかったとしても新車登録されている場合が多いです。そこまでやっても値引きできる金額は大したことありませんので、苦労してまで狙う価値はないでしょう。

 

知らないうちに展示車が納車されることも?

 

気をつけなければならないのは、展示車を希望していないのにいざヴォクシーが納車されたら展示車だった場合です。上に書いたように展示車と実際に売られている車の管理は別です。その為に営業マンは納車される車の状態を知らない場合もあるのです。

 

このような事態から身を守るためには、積極的に動く必要があります。「展示車はNG」であると口頭で伝えると共に、注文書にも「展示車NG」であると形に残しておきましょう。更にヴォクシーを納車する際にはシートのビニールをはがさずにそのまま納車するようにしてもらいましょう。ここまで警戒している相手に「黙って展示車を納車してしまおう」などという気は起こさないでしょう。

 

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決算にヴォクシーを値引きするためには?時期ごとの値引き術

ヴォクシーの値引きを狙うなら「決算の時期が最適」だと言われています。一般的には確かにそうかもしれませんが、やり方次第では1年を通してそこまでの差はつきません。大切なのは、その時その時にどんな交渉方法をすれば値引きを引き出せるかを押さえておくことです。これができれば1年を通していつでもヴォクシーの値引きを限界まで引き出すことができるでしょう。

 

ここからは、1年を通して各期間でどのようなヴォクシーの値引き交渉をすれば効果的なのかを説明していきます。

 

それでは、各月のチェックポイントを確認していきましょう。

 

特徴 行動
1月(初売り) 決算期に入るので、初売り以降はお客さん急増。 決算に狙いを絞っていく。客の数が多いので、いかにして自分の印象を植え付けるか。
2月(決算前月) 1月に続いて稼働は高い。 決算狙いもできるが、タイムリミットも迫る。短期決戦狙いならあり。
3月(決算) 決算間近で稼働はピークに。 もう決算には間に合わないので、目指すのは4月以降の契約。
4月(決算直後) 決算を超えてしまったので稼働は大きく下がる。 客の数は少なくなる為に印象を残すならここ。6月の四半期決算が見えてくるのでやり方次第で限界値引きに持って行ける。
5月(GW) GWなどの大型連休の影響で稼働は低下。 4月と同じく稼働と客数低下で印象に残しやすい。6月の四半期決算か夏商戦がターゲットに。
6月(第一四半期決算) 第一四半期決算狙いの為に稼働アップ。 6月の四半期決算には日数が足らないので夏商戦に切り替える。
7月(夏休み・夏商戦) 夏休みの為に稼働ダウン。 客数減少をカバーするために人気車のキャンペーンが実施される。ヴォクシーのような人気車は値引き獲得しやすい。9月の半期決算を狙っていこう。
8月(お盆・夏商戦) お盆休みで稼働ダウン。 7月から引き続く夏商戦。9月の半期決算を狙える。
9月(半期決算) 半期決算で客数回復。 半期決算までは時間が足らないので秋商戦以降に。
10月(秋商戦) 年末に向けて稼働維持。 秋商戦。年内に納車を狙うならこのあたりから動く必要あり。
11月(秋商戦) 年末に向けて稼働維持。 年内納車が狙えるがやや時間は厳しいので短期勝負狙いで。
12月(第三四半期・年末) 年末年始があるので稼働ダウン。 年内納車は無理。次の決算期狙いに切り替える。

 

1~3月の決算期

 

1~3月は「決算期」です。1年の中で一番車の売り上げが多い時期ですから、ヴォクシーの値引きも獲得しやすいタイミングだと言えます。

 

しかし3月から動き始めたのではヴォクシーの納車は4月以降になってしまうでしょう。ディーラーからすれば「新車登録」のタイミングで売り上げは反映されます。4月の納車になると新車登録も4月ですから、決算をまたいでしまい決算期の売上にはならないのです。ですから決算狙いの値引き戦術ならば、3月になってからヴォクシーの値引き交渉を始めるのは遅いです。
もしも決算をターゲットに動くのならば、始動は1~2月がいいでしょう。近頃の事情ではディーラーもかなり前もって動き始めます。初売りから動いてしまってもタイミングが早すぎるということはないでしょう。

 

やむをえず3月から動く場合は決算の時期はあきらめて、この後の項で説明している4~6月のタイミングを狙っていきましょう。

 

4~6月の第一四半期

 

4~6月の季節は自動車販売業者から見ると第一四半期ということになります。ヴォクシーの値引きを狙う場合は四半期の締め月である6月を狙うと値引きが引きだせるでしょう。

 

4月は決算直後ですから、車の売り上げはかなり落ちてきます。その上社員旅行があったり、新人教育などがありますからGWを中心とした大型連休のタイミングで稼働は落ち込みお客さんの数はかなり少なくなります。このケースでは一見ヴォクシーの値引きはしづらいように見えます。しかし、実際にはお客さんの数が少ない分、ただ訪れるだけで印象を残しやすいのです。

 

5月中盤以降は大型連休も終わり、稼働も増え客足は回復傾向になります。ですから4月の上旬から月末にかけてはディーラーを訪れて印象を残して、5月中盤以降に契約を狙っていきましょう。そうすれば6月四半期決算の効果は十分発揮されるでしょう。

 

6月に入ってからではちょっと間に合わないでしょうから、四半期をまたぐ7月の夏商戦にターゲットを切り替えましょう。

 

7~9月の半期決算

 

この季節は夏商戦が盛り上がっている時期です。その上9月に半期決算が重なってくるためにディーラーはガンガン攻めてきます。

 

ですが、7月から8月は夏休みで観光シーズンの為に稼働は落ちてきます。これを回復するためにディーラーは策として、人気車割引キャンペーンなどを打ち出してきます。ヴォクシーは人気車ですのでこのキャンペーンに乗ってみるのもいいでしょう。

 

8月にはお盆の帰省などがあるため稼働は落ち込みます。ディーラーはお盆の時期をまたぐことを避けるために7~8月は短期決戦を仕掛けてくることが多いです。普段より少し強気の条件を出しても成功率は高いでしょう。

 

お盆を過ぎて9月が近づいてくるとそろそろ半期決算です。ディーラーは人であふれてきますので、印象を残しづらくなってくるでしょう。お盆以前から商談を始めておくことで顔を売っておきましょう。

 

半期決算には他にもメリットがあります。ホンダはこの時期に特別セールを行いますので、ヴォクシーの強力なライバルである「ステップワゴン」の値段が下がる傾向にあります。ライバル競合を行うのであればもってこいのタイミングでしょう。

 

10~12月の秋商戦・年末商戦

 

夏商戦から一旦稼働が落ち込むようなことはなく、そのまま秋商戦へと突入します。

 

そろそろヴォクシーの「年内納車」を意識する時期になってきます。12月になってから動くようでは年内納車がかなり厳しいでしょう。必ず10~11月までにはディーラーを訪れるようにしてください。

 

ディーラー側としても年内納車をクリアしたいですから、早めに商談を終わらせたいと考えています。普段であれば有効な様々なライバル車との競合ですがこの時期は避けた方がいいでしょう。この時期の「時間がかかるお客さん」はいい客さんだとは思われません。ヴォクシー同士競合の短期決戦が結果的にもっとも値引きを獲得しやすいのです。どうしてもそれ以外の競合を、ということであれば兄弟車のノアを使ったシンプルなものがおすすめです。

 

12月から動くのでは年内納車はきびしいかもしれませんが、この時期の商談がまずいわけではありません。なぜなら1~3月は決算期の為に値引きをしやすい時期ですから、前準備として12月から動いておくのはとても効果的なのです。1月の初売り以降は大量のお客さんが詰めかけますから、その中で強い印象を残すのはなかなか難しいでしょう。12月からの年またぎで印象を残して1~3月に契約を決めましょう。

 

気をつけてほしいのは、12月新車登録1月納車というケースです。ディーラー側では稼働が落ちている12月の売り上げを確保するために、年内に納車ができなくとも12月に新車登録を迫ってくる場合があります。こうなると年明けに納車した時には既に1年落ちの車体ということになります。単に乗る分には問題ないかもしれませんが、売却する際の価格が少し下がってしまう可能性はあります。ですから年明けに納車を行う場合には、新車登録も必ず年明けになるように一筆書いてもらうなどして万全を期しましょう。

 

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ヴォクシーの値引き状況とモデルチェンジの関係

自動車はフルモデルチェンジが行われると値引き事情がいままでとはまったく変わってきます。

 

ヴォクシーも例外ではなく、2014年にモデルチェンジがあった時にも値引き額が大きく変わりました。

 

時期 限界値引き額 説明
2013/08~2014/01 約40万円 先代モデル末期
2014/01~05 一律5~10万円引き 現行モデル発売直後
2016~現在 約25~30万円引き -

 

上記の表は、ヴォクシーが前回フルモデルチェンジした前後でどのように値引き価格が変わったがを示しています。先代(2代目)ヴォクシーは6年という長い間続きましたので、末期の値引き額は40万円という大きな金額になりました。ですが、2014年にヴォクシーが3代目へとフルモデルチェンジ後は、数万円の値引きが精いっぱいというかなり渋い状態が続きました。現在では少し時間が経過していますので、少しずつ値引き額は拡大しつつあります。

 

ヴォクシーが次にモデルチェンジするのは、前回と同じ6年後とすると2020年前後ということになります。ですから、数年間はモデルチェンジに関しては考える必要はなく、このまま緩やかに値引きが拡大するでしょう。フルモデルチェンジで大きく相場が動いてしまうことに関しては当面考える必要はありません。

 

モデルチェンジを気にして交渉の方法を変える必要はありません。ヴォクシーを値引きするための基本(ヴォクシー同士の競合、ノアとの競合)に忠実な交渉をすすめていきましょう。

 

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地域によってヴォクシーの値引きも変わる

ヴォクシーはトヨタの販売チャンネルの中で「ネッツ」専売です。こちらでは「ネッツ」の特色、地域によって変わるディーラーの特徴を説明していきます。

 

「ネッツ」店の特徴

コンパクトカーやミニバンをメインに扱い、新しい客層の開拓を目指している販売チャンネルです。どちらかというと若年層向けのディーラーになっています。店舗数は豊富ですから、異資本ネッツ同士での競合がとても効果的です。

 

地域ごとの特徴

「ネッツなら全部同じじゃないの?」と思われる方も多いと思います。しかし、ネッツにも都市部郊外で違いがありますので、交渉のやり方も変わってきます。

 

都市部のネッツ

人が多いこともあってディーラーの数も豊富です。そのため、カローラをはじめとした別チャンネルのディーラーや他社との客争奪戦が起こります。上手く競合させて煽って行けば大きな値引きを獲得しやすいでしょう。反面人口の出入りが激しいこともあって、一人のお客さんと長く付き合っていくといったスタイルの商売はしていません。「とにかく目の前に人に売ろう」といった対応になりがちです。こちらも「値段が安ければ買う」という交渉で進めれば大きく値引きを獲得できるしょう。「担当営業さんと長い付き合いに」や「購入後も手厚いサポート」といった点には期待しづらいかもしれません。

 

郊外のネッツ

郊外店は近くにディーラーも少ない=ライバル店が少ないということで競合の効果が弱めです。大型値引きは都市部と比べて獲得しづらいでしょう。しかし、客の数も比較的少ないために、それぞれのお客さんを大切に扱ってくれることでしょう。その場限りの値引きではなく、お得意さんになって長い目でみるようにしましょう。世間話などで営業マンとの関係をよくすることがヴォクシー値引き交渉を進める上で一番大切なことです。そうなれば購入後も手厚いサポートを期待できるでしょう。

 

越境交渉にもチャレンジ

郊外型には普段ライバルが少ないですから、ショック療法を試してみるのも一つの手です。県またぎをする「越境交渉」で都市部のディーラーと商談を行い、郊外のディーラーと相見積をしてみましょう。「この価格だと都市部のディーラーに客を取られてしまうかもしれない」と焦って、もう一声ヴォクシーを値引きしてくれることもあります。

 

都心部ディーラー狙いの戦術

東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県(名古屋)、京都府、大阪府

 

これらの都市部ディーラーと商談する場合ですが、ヴォクシーの値引きは比較的かんたんでしょう。異資本のネッツ同士を競合させる場合も有利ですし、ノアのカローラ店、セレナの日産などライバルも豊富です。交渉する際の手数は多いに越したことはないでしょう。

 

都心部でヴォクシー値引きを行う場合には、とにかく足を使ってたくさんのディーラーをまわりましょう。失敗してもそれは経験になりますので、切り替えてとにかく商談をたくさん重ねていきましょう。

 

地方都市ディーラー狙いの戦術

北海道(札幌市)、宮城県(仙台市)、兵庫県(神戸市)、広島県(広島市)、福岡県(福岡市)など

 

地方都市の場合でも、都心部にはかないませんがディーラーの数は豊富です。しかし、無策で失敗しすぎてしまえばディーラーの数が足らなくなってしまうかもしれません。ライバル車との競合もからめて相見積もりも上手く有効活用していきましょう。

 

郊外型ディーラーと都心部の競合を行う「越境交渉」に巻き込むことで、ヴォクシーの値引きをより一層引き出すことができるでしょう。

 

郊外・田舎のディーラー狙いの戦術

 

上記以外の市町村

 

郊外では異資本ネッツの数は少ないでしょう。ヴォクシー同士の競合頼りではチャンスは1回か2回程度が限度です。ですから、その少ないチャンスを生かすためにノアのカローラ店、セレナの日産、ステップワゴンのホンダなど使える武器はすべて使って競合を狙っていきましょう。

 

郊外店であれば越境交渉は必須テクニックになってきます。ディーラーの数が少ないこともあってそうしなければ競合は難しいでしょう。

 

郊外はディーラーが少ないですが、その分それぞれのディーラーとじっくり商談を行うことで担当営業さんと仲良くなっていくことが一番重要です。なんとか「この人とは長い付き合いになりそうだ」思わせることができれば、値段含めて手厚いサポートを期待できるでしょう。その上で慎重に他のディーラーと競合させましょう。

 

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ヴォクシーの2016年度の値引き事情を知っておこう

2016年はヴォクシーフルモデルチェンジの予定はありません。ですから値引きに関しては大きく変動することはないでしょう。

年月 ヴォクシー値引き相場(車体価格)
2016年/5月 20~25万円
2016年/6月 20~25万円
2016年/7月 20~25万円
2016年/8月 23~28万円
2016年/9月 23~28万円
2016年/10月 23~28万円
2016年/11月 23~28万円

 

上記の表は2016年のヴォクシー値引き相場変動事情です。ほぼ横ばいではありますが、後半は数万円の拡大が見られます。この先もじわじわと値引きが拡大するでしょう。

 

2017年はどう動く?

 

ヴォクシーは2017年度もフルモデルチェンジをする予定はないようです。ですから2016年と変わらない形の値動きになるでしょう。マイナーチェンジで一時的に数万円渋くなる可能性はありますが、時間経過で状況は元に戻るでしょう。

 

なんにしても大きく値引き額が下がることはないでしょう。

 

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ヴォクシー値引き交渉前の下準備「一括査定」の注意点

 

愛車はすぐに売却する?

 

愛車の一括査定をして、高額買取店を見つけたとしても、すぐに売ってくれと言われると困りますね。そうなると、ヴォクシーの納車まで車がなくなってしまいます。

 

なので、愛車の引渡しはヴォクシー納車まで待ってもらうよう頼んでください。基本的には、1~2カ月程度なら待ってくれることが多いです。

 

また、もしすぐ売ることになっても、代車を借りれるので問題はありません。なお、代車を借りる場合は事故や故障時の保証や保険については確認しておきましょう。

 

正確な数値がわからないときは

 

一括査定サイトでは、年式や車種などを入力することになります。その際、正確な走行距離がわからないなどのケースもあるはずです。しかし、車種名さえわかれば、あとのデータはなんとなくでも問題ありません。実際に買取価格を決めるのは出張査定のあとなので、一括査定の段階では多少いい加減な数値でもOKです。

 

下取りナシだと交渉が渋くなるのでは?

 

かつては、ディーラーは安く下取りして差額で儲けていたところがあるので、下取りナシにすると値引きしないなんて例もありました。しかし、現在はそれほど関係なくなっています。

 

というのも、現在はお客さんが愛車の買取相場を調査してくるのは当たり前になっていますし、ディーラー側もわかっています。なので、買取価格の差額で儲けようとは思っていませんし、むしろ買い叩こうとしているのがばれてクレームになることの方が怖がっています。なので、「買取店の方が高いので、そちらに売ります」といっても「わかりました」と言われて終了となります。

 

でも、昔ながらの営業マンだと、下取りナシと宣言してしまうと不機嫌になることもあるので、一応途中までは「下取りは検討中」とし、ヴォクシーの値引きを獲得してから「やっぱり下取りナシにします」といったほうが無難でしょう。交渉中に下取りアリ/ナシを変更するのは、お客さんの所有車をどうするかということなので、ディーラーも文句は言えません。

 

ただし、下取りアリで契約した後で下取りナシに変更するのはほぼ不可能です。いったん下取りアリで契約すると、下取り車の所有権はお客さんとディーラーで半々の状態となります。そこで下取りナシに変更するということは、契約破棄に等しい状態となるのです。

 

そうなると最悪賠償金請求といったこともありうるので、下取りアリで契約する場合は、下取りナシへの変更は諦めてください。下取りアリで契約して、後で50万円高く買ってくれるところを見つけたとしても変更はできません。それを防ぐためにも、事前に愛車の買取相場を調べておく必要があるのです。

 

 

 

あらゆる手段を使ってヴォクシーを値引きできたとしても、下取り価格が低いとマイナスになりかねません。商談前に、今乗っている車の買取相場はしっかり調べておきましょう。愛車の買取相場は、かんたん車査定ガイドですぐに把握できます。

 

かんたん車査定ガイドの公式サイトはこちら
 http://a-satei.com/